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2008年12月2 6日(金) フライトレポート/ 堂平山


  【 注意!! 笹山メンバーからの急報です】 

笹山近隣に住んでいる50歳代の男の人が26日から行方不明になっています。
軽トラックで家を出たまま帰らないとのことで、消防団などが出て捜索したそうですがいまだに発見されていません。
山に行かれたさいには軽トラックに注意してください




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[笹山付近の風予報サイト]



12月26日(金)
フライトレポート/堂平山

天候:晴れ時々曇り
気温:1℃
風向:西~西北西
風速:12~18m
条件:5        [5段階評価の定義]
人数:4名


2008年12月2 6日(金)  フライトレポート/ 堂平山_d0145284_1602466.jpg
今年の仕事を午前中に終わらせ、プリウスn氏と田んぼのTさんで残雪残る堂平山に行ってきました。
この日のDDは冬型気圧配置が強まり、北西季節風が強烈に吹きつけています。


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完全冬山装備の田んぼのTさん。

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瞬間的に20㍍近い風が吹きつける中、フルバラスト搭載のビックスティングで挑みます。


2008年12月2 6日(金)  フライトレポート/ 堂平山_d0145284_1602431.jpg

油断すると風で体が持っていかれそうになるほどの強風に耐えながら飛ばすスロープの醍醐味は、まさに究極のRCグライダーソアリングです。

2008年12月2 6日(金)  フライトレポート/ 堂平山_d0145284_1602546.jpg
リフトも強烈!!
座布団どころか鉄板投げても浮いてしまうくらいの上げ風です。
機体はかなりのダウントリム状態。
テールをグッと持ち上げた状態での高速水平飛行から、僅かにエレベータースティックを引いてやればアッという間に高空へ駆け上がり、そこから谷底向かって垂直ダイブ!
見えなくなる直前で反転急上昇。
まるでジェットエンジンでも付いているかのように減速せず上昇してきます。


2008年12月2 6日(金)  フライトレポート/ 堂平山_d0145284_1602569.jpg
私もNYXにハーフバラスとを積んでチャレンジしました。
条件は最高! しかし人間の方がもちません。
とにかく寒い!
外気温は1度位ですが身体は常時風速15㍍前後の寒風にさらされている為、体感温度はマイナス10度以下になるはずです。
そのうちスティックを押さえる指先がしびれてきました。
指が動くうちに無事手元へ戻したいのですがこの風です。
苦あれば楽あり。行きはヨイヨイ帰りは‥‥
本日最大の難関、着陸です。

何回もフライパスさせ最適な進入コースを探しますが、どこもかなり激しい乱流になっています。
当初は伐採部分の隙間に入り、風に正対させフラップダウンのホバリング状態で目の前に下ろす予定でしたが、風がやや左寄りの為伐採跡上空で激しい乱流に揉まれてしまいます。
そこで進入を北からにして横からの乱れ風を上手くよけながらの着陸を試みましたが‥‥
目の前でホバリング状態の時一瞬機首が持ち上がり、ダウンで押さえようとしましたが間に合わず立ち木の高い部分に張り付いてしまいました。

その時の模様の動画撮影です。

撮影/プリウスn氏

パラグライダー事務所からはしごを借りてきて回収作業。
私の変わりに田んぼのTさんに登ってもらい無事回収できました。
破損も小破ですみ一安心、田んぼのTさん強風で揺れる木に登っていただきありがとうございます。
それとプリウスnさんやフリーで来られたSさんにも手伝っていただきありがとうございました。

私はこの1フライトで終了。
Tさんはこのあと2㍍機で挑みましたが撃沈。
けっきょくこの日は3機撃沈となり、我々SSスローパーは季節風吹きすさぶDDにあえなく敗退となりました。

ちなみにプリウスn氏はこの状況を的確に把握し、かしこく見学者となって自身の損失無くそれなりの満足感を得ていたようです。




                       -終わり-

by sasayama-rgc | 2008-12-26 16:00 | フライトレポート | Trackback | Comments(0)
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